コンテナ洗浄・オリコン洗浄の種類と流れ

3つの洗浄方法でさまざまな汚れに対応

アイテス・コーポレイトでは『機械洗浄』『浸漬(しんせき)洗浄』『クリーニング洗浄』の3種類の洗浄方法を組み合わせた、独自の洗浄システムを開発。
表面のホコリや軽度の汚れなら機械洗浄、中度の汚れや黒ずみの場合は浸漬洗浄、重度の汚れやシール痕などはクリーニング洗浄といったように、汚れの種類や程度、容器の種類によって洗浄方法を組み合わせてご提供します。


コンテナ洗浄・オリコン洗浄 紹介動画


3つの洗浄方法


1. 機械洗浄

表面のホコリやチリなど、軽度の汚れを除去する洗浄です。
黒ずみやシールなどの除去はできません。

機械洗浄の仕様
水温
55~60℃
洗浄機
タダンポンプ×1機
低水圧ポンプ×1機
ノズル
扇型ノズル
脱水機
遠心脱水機

機械洗浄


2. 浸漬(しんせき)洗浄

洗剤入りの温水に浸して汚れを落としやすくして、その後機械洗浄を行います。
表面のホコリ・中度の汚れ・軽度の黒ずみの除去が可能です。
シール痕やシールは除去出来ません。

浸漬洗浄の工程
  1. 浸漬槽での浸漬
    洗剤で満たした浸漬槽にコンテナを60分前後浸し、汚れを浮き上がらせます。
  2. 機械洗浄
    機械洗浄で、汚れと洗剤をしっかり落としていきます。
  3. 脱水
    遠心脱水機で脱水します。
浸漬洗浄の仕様
水温
60~70℃
洗剤
アルカリ性洗剤0.6~1.0%
浸漬時間
60分前後(汚れの程度によって異なります)

浸漬洗浄1

浸漬洗浄2


3. クリーニング洗浄

クリーニング洗浄は、機械洗浄と浸漬洗浄を組み合わせ、さらにスポンジやスクレイパーなどを使用した手洗いも加えてしっかりと汚れを落とす洗浄方法です。重度の汚れ・黒ずみのほか、シールの剥がし残し・シール痕もきれいに除去します。

クリーニング洗浄の工程
  1. 浸漬(しんせき)槽で浸漬
    洗剤で満たした浸漬槽にコンテナを60分前後浸し、汚れを浮き上がらせます。
  2. 浸漬槽で手洗い
    手作業により、汚れなどを除去します。頑固な汚れはスポンジやたわしなどで落とし、シール類やテープ類の剥がし残しなどは、洗剤でふやけた状態のものをスクレイパー(へら)で剥がしていきます。
  3. 機械洗浄
    機械洗浄を行い、汚れや残ったシールのかす、洗剤をしっかり落とします。
  4. 脱水
    遠心脱水機で脱水します。

クリーニング洗浄1

クリーニング洗浄2


洗浄の種類ごとの工程の比較

洗浄の種類ごとの工程

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